家相をみるときの基本になる八方位には、八卦(はっけ)の坎(かん)、艮(ごん)、震(しん)、巽(そん)、離(り)、坤(こん)、兌(だ)、乾(けん)が当てはめられていて、それぞれの方位や八卦は運気に作用します。

西(兌)は恋愛運や結婚運、金運に影響を与える

「兌」(だ)という文字は人が口を開けて笑っている様子をあらわしていて、喜びや安泰、収穫といった運気を秘めています。
西は、1日でいうと太陽が沈むころで、仕事を終え家族団らんを楽しむとき、季節にすると自然の恵みがあふれる秋、植物では完熟した実を意味します。このように、家族と歓談するやすらぎや、それまでの苦労が実って収穫できる喜び、他人との楽しい交際など充実感を示す方位です。
恋愛や結婚にも影響するので、家相では、恋愛運や結婚運、また金運などの吉凶をみます。

西(兌)の吉の作用

  • 健康で長生きができる、笑い声の絶えない家庭になる。
  • 金運に恵まれ、衣食住に不自由しない。
  • 苦労をしても、やがて報われる。
  • 恋愛運、結婚運に恵まれ、良い相手と巡りあえる。

西(兌)の凶の作用

  • 家族の仲が悪く、いさかいが絶えない。
  • ギャンブルや道楽で大金を失う可能性が大きい。
  • 盗難にあって大金や貴重品を失うなど、金運がない。
  • 結婚相手に恵まれず、良い相手と出会えない。

西北(乾)は主人に影響を与え、財運や事業運を左右する

西北をあらわす「乾」(けん)は、天や一家の主人を意味していて、完全、権威、支配などの運気を秘めています。
1日でいうと夜の8時~10時ごろ、眠りにつく前の心安らかなときです。また、翌日に備え体力を蓄える時間で、季節では晩秋で冬に備えて貯蔵するころを示しています。
西北はひとつの運気の流れが最後に到達するところで、さらに発展や飛躍することに備えての基礎を築く方位です。
家相では、一家の主人の運、事業運や財運をみます。

西北(乾)の吉の作用

  • 一家の主人に威厳があり、家族から尊敬される。
  • 蓄財力があり、暮らしが安定して一家が繁栄する。
  • 事業が順調に発展し、大きな財産を築く。
  • 実行力が世間から評価され、地位や名誉に恵まれる。

西北(乾)の凶の作用

  • 一家の主人に責任感がなくわがままで、家族から軽視される。
  • 一家の主人が病気がちで、働く意欲もなく、暮らしが安定しない。
  • 事業がうまくいかずに財産を失う。
  • ギャンブルなどにのめり込み、大金を失う。