本命星のもつ気が運勢を支配する

私たちのまわりには、目には見えない「気」というエネルギーがあります。この「気」は宇宙中に充満していて、すべてのものを育成する大気のことです。季節の変化やさまざまな生物の盛衰なども「気」によって支配されています。私たち人間はこの気の中で生きていて、一生を過ごします。例えば、元気や病気、勇気といった言葉があるように、気は私たちの心や体までをも支配しているといっても、過言ではありません。

九星というのは、この自然界の気を分類したものであり、9つの星それぞれに、数字と色、星の名が入っています。一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)というふうに名前がつけられています。

この9つの星は、東、西、南、北、東北、南西、東南、西北の八方位とこれらの中央に配置されていて、中央から始まって、西北、西、東北、南、北、南西、東、東南の順番に毎年移動して、9年で一巡することになります。白、黒、碧、緑、黄、赤、紫という色については、それぞれが季節や自然界を象徴しています。また、水、土、木、金、火というのは『気』の性質をあらわしたもので、宇宙にあるもの全てが、これら5つの気によって成立しているという「五行説」(ごぎょうせつ)の思想に基づいているのです。

そして、中央の位置に巡ってきた星がその年の気を支配して、自然界にさまざまな現象をもたらすことになります。

私たちがもって生まれた性格や運勢も、こうした星の影響を受けています。例えば、中央の位置に五黄土星の星が入っている年に生まれた人は、五黄土星の性質と運気をもち、生涯その本質が変わることはないのです。このように、生まれた年に中央に入っている星が、その人にとっての本命星(ほんめいぼし)ということになります。